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2019年07月01日

医者は神様か

北海道の片田舎
80歳の父が大動脈瘤があるとわかり緊急手術
家から近い市立病院ではわからず
札幌の評判の良い病院でやっとわかった
 
破裂していたら当然
あの世行きだった
 
1年も前から背中が痛く
日増しに痛みは強くなって
 
もともと糖尿病があり
さらに肺がんの手術歴や、老化もあり
様々な病気を疑ってあらゆる検査を重ねていた
 
エコー、レントゲン、CT、胃カメラ、心臓カテーテル
痛み止めの薬も効かないから飲んでいないと言う…
 
どんどん弱っていく父
母に何の薬をどれくらいどのように飲んでるのか聞き出したら
糖尿の薬、呼吸器、循環器の薬、泌尿器の薬、整形外科の薬
大変な量だった(・・;)
 
父と、母に
 
“先生に
痛み止め効かないって言わなくちゃ”
と言うと
 
『強い薬は体に良くないだろうし
これ以上薬は増やしたくない』
 
は???
“何言ってるの、効かないなら効かないで
他の原因探ったり、別の薬考えたりするのが先生なんだよ”
 
と言うと
 
『先生には言いにくいのよ。うちでは原因は見当たらないって言われるし。
薬は90日分処方されるの。
もっと調べて欲しいとか…忙しそうで言えないのよ』
 
そんな父も命びろいをした
今回も運は良かったが
 
今後どうしていくのか?
 
医者に物申せない父と母
もどかしくて
何とも言えない気持ちになった
 
医者は素晴らしい能力の持ち主であるけれど
神様ではないのだよ