ポイックニュースvol.4

poic-news vol.4

少子高齢化の影響などにより、問題が山積する–介護やリハビリの現場。多くの介護現場に携わるフリーの歯科衛生士今泉克美先生と、リハビリ医療に注力する医療法人敬仁会八代敬仁病院の佐々木康人理事長に、リアルな現状を伺いました。業界における口腔ケアの有用性や、可能性への示唆に富んだお話です。

今泉 克美 さん

介護現場はマンパワー不足。

介護の現場には今、さまざまな問題があるのですが、特に施設に関しては「マンパワーが足りない」ことに強く問題意識を感じています。これは、そもそも働き手が少ないといった類の問題ではありません。
介護施設には当然、免疫力の低い方や、何らかの理由で感染予防の行動を徹底できない方も多いのです。ひとたび感染者が出てしまえば、隔離作業や看病などでスタッフの負担が増え、普段ヘルプで来ている外部スタッフも入れなくなり、よりスタッフに負荷がかかり、疲労からスタッフの体調が悪化、充分な感染症対策がとれず、施設内感染がさらに広がる…そんな悪循環に陥いってしまうことも、介護現場の大きな懸念材料の1つなのです。

「インフルエンザゼロ」を達成!

介護現場の人間にとって、感染症の予防対策は急務。私は歯科衛生士として、口腔ケアが有効であることを広く伝えていくために、安心・安全に誰でも手軽に簡単にできるケアが必要でした。そこで出会ったのが、タンパク分解型除菌水POIC®ウォーターです。
歯科治療において目覚ましい効果を発揮していると聞き、私も取り入れてみることに。結果から言えば効果はてきめん、期待以上でした。
治療として使用することはもちろん、施設スタッフや本人が使いやすさを感じ、簡単に習慣化できる点が効果的でした。一度歯ブラシに乗せた歯磨き粉を落としてしまうなど、施設には身体が不自由な入居者も多いなか、POIC®ウォーターはうがいするだけだったり、歯ブラシをつけておいてそのまま磨くだけだったりして扱いが簡単であり、その人に合った使い方を指導できるのです。
また、ある施設ではPOIC®ウォーターを施設内全体に行き渡らせる噴霧器も設置したところ、毎シーズン感染者を出していたインフルエンザ患者が、設置後3年間、なんと発症者数をゼロに抑えることに成功しました。

外からは見えにくい大問題、施設の「臭い」を解決!

介護施設の大きな問題の1つとして「臭い」が挙げられます。直接施設と関わらない人にはわかりにくいのですが、スタッフや施設に出入りする家族の方などは、多少慣れはあれども、かなり不快に思われているのではないでしょうか。食べこぼしや排泄、嘔吐などさまざまな原因により嫌な臭いが施設内に充満してしまうのです。
POIC®ウォーターは、そんな「臭い」の問題も解決してくれました。むしろ、最も効果があったと言えるかもしれません。スタッフやご家族からは明らかに印象が良くなったと伝え聞き「こんな副産物もあるのか」と、私自身も驚いた部分です。
感染症予防、臭い解消、マンパワーへの貢献など、POIC®ウォーターによる口腔ケアには高い効果が認められ、なおかつ大きな可能性も感じます。お世辞ではなく、介護現場の救世主となれるほどの存在だと思います。

POIC®ウォーター

佐々木 康人 理事長

リハビリは、食べることがすべての基本。

これまで多くの患者さんのリハビリに携わってきた私としては、すべてのリハビリはまず食べることが重要であると考えています。運動機能を回復させようとどんなにがんばっても、栄養がとれないと、つまり食べることができないと、人の身体はうまく動いてくれないのです。特に高齢者の方は、年を重ねるごとに食べる量が減ってしまいがち。ただでさえ痩せていたのに、病気で入院した後にリハビリを始めたらさらに痩せ始めた、なんてこともありました。
あるとき、食事を摂らない患者さんの中には、口の中の環境も悪いことが多いという事実に気付きました。それからは、食べるにはまず「口づくり」からなのだと理解し、今泉先生のような方に協力いただき、口腔ケアを重視するようにしてきたのです。しっかり食べられるような「口づくり」をしながら、リハビリを行う。これは、今では当院の常識となっています。

誤嚥性肺炎の患者さんに…

基本的に誤嚥性肺炎の患者さんでも考えは変わりません。誤嚥性肺炎で入院する方は、ほとんどが絶食、点滴、寝たきりという状態です。中には「経口摂取ができないか」と希望される方々もおられます。でも、病院としては、検査をして誤嚥の危険があれば「食べさせてはいけない」と判断しなければなりません。なんとか食べる力をつけてもらうためにも、やはり「口づくり」は欠かせません。「食べさせない」ための検査ではなく「食べられるようになってもらう」ための検査をしているのだと、常に心掛けています。

安心安全「POIC®ウォーター」

POIC®ウォーターは、何より結果が出ていますので、信頼しています。当院での「口づくり」には、もはや欠かせない存在です。
POIC®ウォーターの良いところは、素人の方でも安心安全にお使いいただける点ではないでしょうか。原材料は水と塩だけですから、誤って飲んでしまっても心配ありません。例えばうがい薬は「薬」ですので、そうした点で不安が残ります。
これからの時代は、「在宅」がキーワードになってくるでしょう。そうであれば当然、口から食べることが必須です。POIC®ウォーターがあれば、在宅でも立派に「口づくり」をサポートしてくれるのではないでしょうか。

当院は、安心の治療水と安全設備が整った「水のきれいな歯医者さん」です。

当院は、安心・安全な歯科治療水を使用している安全施設認定歯科医院です。また治療前消毒や日常へのホームケアに、口腔の汚れを分解・除菌するPOIC®ウォーターを推奨しています。口腔ケアや歯周病と全身の健康に関しても、わからないこと、知りたいことがありましたら、どうぞお気軽にスタッフまでお問い合せください。

水のきれいな歯医者さんステッカー

このステッカーが「水のきれいな歯医者さん」の目印です。